2019年5月18日 意見交換会・議事録

1.根本猛代表世話人(静岡大学教授)による憲法ミニ講義

 19世紀までの憲法の国家観(夜警国家,無秩序な経済活動の許容)から20世紀の憲法の国家観(福祉国家,経済活動の

 制限,社会権の誕生)への変容について,クイズを交えながら分かり易くご説明頂いた。

 

2.活動報告

(1)菊川九条の会

   中心メンバーの多くが諸事情により活動できなくなってしまった。活動が停滞気味になってしまっている。

   市議会への請願が否決された。

(2)藤枝市民アクション

   5月に憲法集会を行った。参加者は170人ほどであった。

   地域を特定しつつチラシの全戸配布,署名活動を継続して行っている。現在9800筆。1万筆を目指している。

(3)総がかり行動実行委員会

   3月18日に暮らし・生活フェスタと銘打って,お祭り的なイベントを行った。

   1000人委員会,プラムフィールドとの共催。

(4)静岡市九条連絡会

   憲法記念日の意見広告に取り組んだ。中部で1432名に協力いただいた。

(5)竜爪山九条の会

   林克さんをお招きして講演会を開催した。

(6)新婦人の会

   アイセルわいわい祭りと銘打ってイベントを開催。署名活動も行った。

(7)末広九条の会

   八法亭みややっこ(飯田美弥子弁護士)をお招きして講演会を行った。

 

3.情勢分析等

・改憲に対する世論調査の分析。積極的に改憲を志向する世論にはなっていない。

 しかし,国民投票の際のCM等でどうなるかは不明。

・参院選の際に衆議院の解散総選挙でダブル選になる可能性が高い。

 その際の解散の大義として「改憲の是非」が上がる可能性が報じられている。

・自民党の改憲4項目の整理。

・静岡県弁護士会にて6月16日に沖縄問題をテーマにして講演会を企画している旨の告知。

 

4.次回日程

 日 時:2019年8月31日 午後1時30分

 場 所:静岡県弁護士会館(2階)